先日、近くのデパートへ、帽子を探しに出かけたときのこと。
色々かぶっていると、50代くらいの女性の店員さんが
話しかけてきました。
その方の接客、私もこうありたいなあと感じる素敵なものでした。
私があーでもないこーでもないといくつもの帽子をかぶる間、
さりげなく近くで見ながら、
とても感じよく、でも率直に感想を言って下さいます。
そして、夏に購入した
「LANVIN en Bleu(ランバン オン ブルー) 」の帽子と
同じ形の秋冬ものをかぶりながら、内心で
「やっぱりこの形似合っちゃうなあ」と思っていると
「お客様にはそちらのが一番しっくりきています」とズバリ。
最後にベージュとネイビーで迷っていると
「ベージュはお顔立ちにはお似合いですが、
カジュアルさが強いかもしれません。
カジュアルでもきれい目でも合わせやすいのは、ネイビーですね」
と。
何を着ても「お似合いです~」と適当に接客する人も多いけれど
決して押し付けがましくなく、でも、その方なりの意見を言い、
さらにとても的を得ていて、プロの仕事だと思いました。
思わず「アドバイスが的確で、かつ親切なので、
とても気持ちよくお買い物が出来ました」とお伝えすると
「私自身、帽子が大好きなので、
皆さんに楽しくかぶっていただきたいんです」とお話くださいました。
そういうものって伝わりますね。
私も、楽しんでお仕事していることは確か。
それが伝わっているかどうかはわかりませんが、
伝えようとすることしかできませんものね。
心を尽くしてお客様と対する。
このモットーは、変わらず持ち続けているつもり。
私も頑張ろう!そう思った出来事でした。